小1長女の激しい癇癪への対応に限界を感じていた日々からの脱却

発達科学コミュニケーションの対応で一度は素直になった子どもの癇癪・暴言暴力が再発して落胆したママが、諦めずにもう一度発コミュ対応をして、親子ともに笑顔を取り戻した体験記をお届けします。

<目次タイトル>

1.気に入らないことがあると1時間以上も続く、長女の激しい癇癪と暴言暴力

2.基礎講座対応で変わった長女がまさかの逆戻りに

3.Nicot講座でもう一度基礎講座対応をやり直した結果

4.子どもとの関係性を諦めないで

<本文>

1.気に入らないことがあると1時間以上も続く、長女の激しい癇癪と暴言暴力

小1の長女は、気に入らないことがあるとすぐに機嫌を損ねて癇癪になり、1時間以上続くことも珍しくありませんでした。

その癇癪の激しさと長さに私はいつもへとへと…。

当時は身辺周りの自立もしておらず、朝は起床時にベッドから抱っこで移動させている状態でした。

事あるごとに、「ママ〜来て〜!」「ママ待って!」のママママ地獄。

家の中では一人でトイレにも行けない。

命令口調の長女の指示に従わないと、癇癪は悪化して長丁場になることが定番化していました。

さらに、不登校になってからは癇癪になると暴言暴力に発展してしまい、歯止めが効かなくなることも…。

私はどうしたら良いのかわからず、困り果てていました。

「もう無理。ママやめたい。」が口癖になっていたほど…。

日々をやり過ごすことが本当に精一杯な状態で、我が子のことを可愛いとは思えませんでした。

2.基礎講座対応で変わった長女がまさかの逆戻りに

最初に出会ったのは、発達科学コミュニケーション(発コミュ)の別のトレーナーさんでした。

発コミュを実践して長女との関係性が良好になりました。

けれど、素直になった長女の姿に安心してしまったんです。

私は自然と肯定よりも否定の方が多くなり、気づけば過干渉に戻っていました。

ある日を機に癇癪が再発、さらには暴言暴力も悪化してしまい前回より酷くなっていきました。

一度素直になった長女は逆戻りしてしまい、素直さがなくなっていったことに、

「せっかくここまで来れたのに…」という悲しい想いと落胆でいっぱいになりました。

それでも、私は諦めたくありませんでした。

もう一度発コミュをやり直して、子どもとの関係性を取り戻したい、もっと我が子のことを理解したい、特性について学びたい。

そんな想いがあり、ASD専門のいたがきひまりさんのNiccot講座でお世話になることに決めました。

3.Nicot講座でもう一度基礎講座対応をやり直した結果

Niccot講座でもう一度基礎講座をやり直して気づいたことは、

・娘のできていないところに注目してイライラしている自分になっていたこと

・肯定的な関わりよりも否定的な関わりの方が上回っていたこと

でした。

素直になった娘に安心していた私は欲が出てしまい、できていないことをできるようにしようとしてしまっていたのです。

改めて、娘との関わりを

・否定しない

・会話は肯定で終わらせる

・小さな成功体験を積ませる

ことを意識しました。

娘が好きなYouTubeの話を聞いてみると、楽しそうにたくさん話してくれるようになりました。

「これ見て!」が多くなり、会話と笑顔が増えていきました。

すると、娘の方も私のことも尊重してくれるようになり、素直さを取り戻していきました。

どこに行くにも嫌、行きたくない!と困っていた頃が嘘のように、「行く!」と言って、なかなか履けなかった靴下をはいて出かけられるように。

外出先での癇癪も無くなり、家族でのお出かけがとても楽しくなりました。

久しぶりに家族4人で笑いながら過ごせた時、

「これが家族なんだな」と心からそう思えました。

長女は変わらず不登校ですが、フリースクールに行けるようになり、しかも楽しんで行くようになるまで変わりました!

「我が子の特性を理解して、我が子の専門家になること」

「自分の子どもだけれど、『別の人間なんだ』と我が子を尊重して接すること」

の大切さを身をもって体感することができています。

4.子どもとの関係性を諦めないで

こだわりや不安が強いお子さんの親御さんは、人一倍に子育てに疲弊してるのではないかと思います。

私もそうでした。先が見えず苦しんでいました。

しかし、まずは親が学んで親が先に変わることが、子どもの成長変化には大事だと身をもって体感しています。

だから、どうか諦めないでください。

今がどん底で、先が見えないトンネルのなかにいても、諦めずにいれば必ず光は見えてきます。

<執筆者>


Comments

“小1長女の激しい癇癪への対応に限界を感じていた日々からの脱却” への1件のコメント

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